トラと魚と野菜と
トラが好きです
時々、海で釣りをします
家庭菜園で野菜作りを楽しんでいます
- 2012.08.03 Friday
「期待」と「お願い」
世界大会に優勝・連覇した柔道界の猛者たち。今回のオリンピックでも相当「期待」され、マスコミにも持ち上げられ登場しましたが皆、散々な結果となっています。
負けた彼らは口癖に「申し訳ない」を繰り返しますが誰に対しての「申し訳ない」でしょうか。
自分のふがいなさを謝っているように見えても言葉の向け先は違うところにあるのではないかと思います。
柔道界を支える(?)過去の名声を持った人たちや連盟で大きな顔をしている人に向けられた言葉なのでしょう
水泳や体操でも相当の「期待」をかけられた選手が敗北を味わいました。
しかし、自分なりに結果を出した選手もいたと思うし、真にチーム・応援してくれた人にすまないと涙を流した人がいたように思います。
柔道界とほかの競技者との違いはそのへんにあるのではないかと思います。
プロ野球界も関東には勝つこと・優勝することを「期待」され、いや義務付けられる金曼球団があるようです。
選手は球団名に憧れ、入団イコール将来まで保証されたかのような錯覚と、球団は思うようにいかなければルールまで変えてしましそうな傲慢な首脳陣、そしてすこし成績が悪いとそっぽを向いてしまい、勝つと「これが実力」と大きな顔をするファン。
関西には、過去には「無能な」首脳陣がいて、経営のことしか考えていない球団があります。
ここは勝つ・優勝することを「期待」されているのではなく、願望、もしくは「お願い」的なファンをもつ球団です。
負ければぼろくそ!です。しかし、次こそ勝つかも知れないという「かすかな願い」を込めて球場に足を運びます。
あとは選手の皆さん、負けて「申し訳ない」は給料をくれる球団に向かうのではなく、ファンに視線を向けてくださいね。
勝って一緒に喜びましょう。