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  • 2012.09.13 Thursday

男坂・女坂

新お茶の水駅から駿河台を抜けて神田神保町へ。途中に「男坂」「女坂」がありました。

「男坂」「女坂」と言うのはたくさんあるようです。神田の近くでは湯島天神、港区には愛宕神社の参道。
高尾山や大山ハイキングコースにもあるようです。
京都には知恩院にあるそうです。

どこも男坂は急な坂道に比べ、女坂は緩やかなようで「やさしさ」があるのでしょうかね。

四国八十八カ所を訪ねると、徳島県美波町に第二十三番札所、医王山薬王寺があります。

ここは聖武天皇の勅願によって行基菩薩が開創したとされて、弘法大師が42歳のとき自分と衆生の厄除けを祈願して一刀三礼し、厄除薬師如来坐像を彫造して本尊とされ、厄除けの根本祈願寺としたそうです。(四国八十八カ所霊場会公式ホームページより)

ここにも男坂と女坂があります。

いや、ここは男厄坂と女厄坂でした。

日和佐の町を見下す山の中腹に、仁王門から三十三段の女厄坂。本堂までの四十二段の男厄坂があります。各石段の下には『薬師本願経』の経文が書かれた小石が埋め込まれており、参拝者は1段ごとにお賽銭をあげながら登るのです。

亡くなった母がお四国さん(四国八十八カ所参り)によく行っていました。当時はそれほど気にしていなかったのですが、ふとしたことから「母の後をたどってみたい」と思い、八十八か所参りを計画しました。

歩き遍路で一気にお参りするには三カ月程度かかるようです。
また、バスツアーなども盛んに行われているようです。

正月帰省から東京への帰りが始まりです。
徳島県鳴門市にある、一番札所 竺和山 霊山寺 から初めて、近くの数カ所をお参りします。
次に広島での仕事帰り、愛媛の実家に帰る時、松山周辺を数カ所お参りをする。といった具合です。
以前は、四国、関西地方での仕事が多くあり、出張の度にその近くのお寺を、また盆・正月の帰省帰りに少しずつお参りしてきました。
(別に1番から88番まで順に廻らなくても良いのです)

昨年、4年の歳月をかけ(おおげさだね)、やっと最後の薬王寺のお参りし、結願となったわけです。
(まだ高野山にお礼まいりは行っていません)

次は歩き遍路でもう一度お参りしたいものですね。

お参りの時は普段の日常から切り離された非日常を楽しんできたような気がします。
4年の歳月、長かったような、もう終わったのか!という気もします。

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