トラと魚と野菜と
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- 2013.11.13 Wednesday
応用行動分析(ABA)
2013.11.13
選択理論心理学に続いて
「発達障がいの子ども お金のこと、親が亡くなった後のこと」(星雲社)で平野さんは応用行動分析(ABA)についても書いていました。
ホームページで調べてみると
ABA(応用行動分析)とは、スキナー(アメリカの心理学者)をはじめとする行動主義の考えから生まれたものです。
人間の行動は学習によって獲得されたものであり、不適応な行動は誤った学習の結果として起こる。
という考え方に基づいて、自閉症など発達障害児に対して以下の目的で用いられます。
望ましい行動を教える(コミュニケーション、食事・排泄などの生活スキル、他)
望ましい行動を維持・般化させる(家庭や学校で適切な行動がとれるようにする)
問題行動(自傷、他害、こだわりなど)を減らす
人間の行動は、A(先行刺激)、B(行動)、C(結果)という3つの要素から成り立っています。子どもがB(行動)をしたときに、C(結果)が子どもにとって良いものであればその行動は強化され増え、嫌なものであればその行動は減少します。AとCの部分を変化させることによって、不適応行動を望ましい行動へと変えていきます。
これはチルドレン・センターさんのホームページから引用させて頂きました
http://www.children-center.jp/aba.shtml
またまた難しいですね
平野さんはこう書いています。
感覚過敏だった息子さんと手をつなぐことが出来ませんでした。
そこで、両親とプロのセラピストさんを交えABAによるトレーニングを始めました。
セラピストの出した指示とおり行動が出来ることを目指しますが、全部出来なくても、それにつながることがちょっとでも出来ることをそこを徹底的にほめて承認します。つまり、出来ないことを叱るのではなく、少しでもできたことをほめて伸ばしてゆく、という方法をとります。
子どもと手をつないで歩くために
最初はセラピストが子どもの前に手のひらを出し、まず「触って」と言います。
そこで、1秒でも、いや0.1秒でも触れたらそれをほめます。そして、その次は1秒、5秒、10秒、握手、というようにだんだん手を触れるということが、本人にとって楽しく、ほめられることだと教えます。
そして、家の中で手をつないで3歩歩く、5歩歩くというスモールステップで徐々に伸ばしてゆくという地道な道のりを歩んでいきます。
その結果、子どもと手をつないで歩けるようになった、のだと。
ちょっとだけ参考になった気がします。