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  • 2013.02.04 Monday

体罰に思うこと

2013.2.4
柔道界で起きた体罰騒動。“今更、何を言ってるのでしょう”という感じです。

以前、このブログで発言したのですが、オリンピックが終わった時、金メダルが取れなかったことへのコメント。

「世界大会に優勝・連覇した柔道界の猛者たち。今回のオリンピックでも相当「期待」され、マスコミにも持ち上げられ登場しましたが皆、散々な結果となっています。 負けた彼らは口癖に「申し訳ない」を繰り返しますが誰に対しての「申し訳ない」でしょうか。 自分のふがいなさを謝っているように見えても言葉の向け先は違うところにあるのではないかと思います。 柔道界を支える(?)過去の名声を持った人たちや連盟で大きな顔をしている人に向けられた言葉なのでしょう 水泳や体操でも相当の「期待」をかけられた選手が敗北を味わいました。 しかし、自分なりに結果を出した選手もいたと思うし、真にチーム・応援してくれた人にすまないと涙を流した人がいたように思います。

柔道界とほかの競技者との違いはそのへんにあるのではないかと思います。」

そして今、やはりそうだったかと思います。

ただ、告発した人たちが直接表に出てこないのはちょっと頂けないような気もしますね。

しかし、柔道界だけでしょうか?
国技といわれる相撲界では、「親方が弟子を竹刀で殴る」ことが問題になり、野球やバレーボールなどでも「千本ノック」と呼ばれる「しごき」も一つの暴力でしょうね。

競技者の中にはスパルタ的な指導を容認する空気が漂っています。
過去にビンタをくらった競技者が指導者になった時、同じようにビンタを繰り返すのでしょうね。それは「聞かぬ子」に聞かせるために最もよい指導方法だと勘違いしているのでしょう、また「言い聞かせる」など適切な指導方法を知らない(考えられない)からおこるのでしょうね。

こうした問題は大人の世界だけでなく学校教育でも問題になっています。

学校教育の中で「体罰」は法律上も禁止されています。
しかし、誰でも一度や二度は経験しているかもしれない「ビンタ」などを「陰湿な、悪質な体罰」とは思っていないことが根本にあるのではないでしょうか。

また、指導者が残す結果(全国大会で優勝など)に「学校」が志望者増などの宣伝に利用し、「生徒」はスポーツ推薦等を得るための方法だと我慢し、「保護者」は自分でしつけられないのを他人に期待する。
そんな風潮が根本にあるのではないでしょうか。

今回の問題提起がマスコミのお騒がせに終わることなくスポーツ界や学校教育の改善につながることを期待しています。

Comments

でも、「くまもん」にはかなわないのでしょうね。
くまもんグッズは付箋やペンなどの文房具からタオルやばんそうこうなどの便利アイテム、USBメモリやメガネケース、エプロン、キーホルダー、お財布など多種多様だそうです。

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